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おおわださん冊子

 投稿者:仁美  投稿日:2010年 1月24日(日)02時02分41秒
返信・引用
  大和田(おおわだ)順子(じゅんこ)さん  -企業から変える生き方-

LBA(ロハスビジネスアライアンス)代表。

LOHAS(ロハス)という概念を日本に初めて紹介した人物と言われている。
東急百貨店、東急総合研究所、ザ・ボディショップ、イースクエア等での20年を超える企業人生活を経て、2006年4月に独立。「人と地球と地域の健康を考え、持続可能な社会を志向するライフスタイル・ロハス」を日本で広め、定着に努めることをライフミッションと考え、LBA設立後は講演や研修、執筆やコンサルティングに奔走中。

東急総合研究所時代には「百貨店人のためのエコロジーハンドブック」を作成。業界初の試みとして、注目を集める。ボディショップ時代にはコミュニケーション部長として、企業価値を高めるための企画運営などに携わった。

主な著書に『ロハスビジネス』(朝日新書、2008)、『日本をLOHASに変える30の方法』(講談社、共著、2006)等がある。

LOHASビジネスとは
"LOHAS(ロハス)"とは、アメリカ生まれのコンセプトでLifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字をとったものです。意味としては”健康や環境に配慮し、持続可能な社会を志向するライフスタイル”のことで、コロラド州ボールダーで1997年頃に命名されました。元ヒッピーの人達のオーガニック・ナチュラルビジネスに端を発しています。
私自身の結論としては、「人と地域社会と地球が健康な状態を目指す」のがロハスな価値観であり、ライフスタイルだと考えています。エコロジーの場合は地球の健康にしか興味がないような印象がありますが、そこがロハスとの違いだと思います。
ロハスコンシューマーを対象とした市場であるロハスマーケットは、アメリカの調査機関NMIによる2002年の調査で既に2268億ドル(約27兆円)にまで達しており、「持続可能な経済」「環境に配慮したライフスタイル」「ヘルシーなライフスタイル」「代替ヘルスケア」「自己開発」の5つのカテゴリーに分けて考えられています。
2005年2月の調査では日本でもロハス人口が29%いることが分かっています。ロハスは十分にビジネスとなりうる領域だと言えます。本の帯にも「地球がよくなる!利益も上がる!」と書いているのですが、事業を通じて、社会・環境問題を改善すればするほど利益も上がっていくというのが、これからのビジネスモデルだと思うのです。

私の仕事:LOHASビジネスプロデューサー
 それまでの自分の人生を振り返ると、常に、ロハス的なものに関わってきました。それで、「人と地球と地域の健康を考え、持続可能な社会を志向するライフスタイル・LOHAS(ロハス)」を日本で広め、定着するよう努めることをライフミッションと考えたんですね。
 2006年にロハスビジネスアライアンスを立ち上げました。今まで各社で仕事をする中で出来た、沢山の企業とのつながりを生かして、ロハスに関わる企業に呼び掛け、参加してもらっています。肩書きは、LOHASビジネスプロデューサー。今は中小企業を中心につながりを作っている最中です。

「you can make a difference」
 ザ・ボディショップの創始者アニータ=ロディックの言葉で、私の座右の銘でもあります。あなたが変わって、企業や消費者が変わって、世界が変えられるということをこの会社で学びました。また、企業は収益性と社会性が両輪でまわっていくという考え方もここで身についたと思います。
友人がたまたまボディショップ表参道店の店長になったのがこの会社を知ったきっかけ。日本人は、化粧品を作る際に動物実験をしているという事実すら知りませんよね。そこに、お店を使ってお客さんに行動を呼びかけてしまうという仕組みが面白かった。すぐさま熱烈なラブレターを書いて、知って1年半後には転職、7年間勤めました。コミュニケーション部を立ち上げて、部長をやって…今では各店舗がコミュニティ活動をしていますよね。

出会いが生んだ地域活性化への興味
 私自身は東京生まれ東京育ちです。武蔵野の方なんですけど。でも、地方の方から講演会などの依頼がくることが多くて出向いているうちに、農山村の魅力に取りつかれてしまった。知り合いもたくさんできましたしね。そういった出会いから、地域活性化に関することに今すごく興味を持っています。日本は先進国で一番食料自給率が低い。その一方で、地方には耕作放棄地が沢山ある。では、それを耕せば、自給率は上がるかもしれない。なので、マイブームは、耕作放棄地を開墾して、農地に戻す活動。みなさん一緒に土に触れに行きましょう。「半農半X」という言葉がありますけど、社会人生活を営みながら、無理せず週末のみとか、月に1回とかでも農山村に出向いて土に触れるような生活はすごくいいと思いますね。

<大和田さんの経済観>
お金はライフスタイルの実現のために使う
お金とは、自分がイメージするライフスタイルを実現させるものだと思います。お金を使って、自分が共感する相手のサポートも出来る。お金を使って投票する感覚。自分の価値観を購買活動に転換できるわけです。そう考えると、何に価値があると考えるかという部分を変えれば、お金の使い方は変わってきます。お金は人によって、良くも悪くも使えるから、意味のある使い方を。
例えば帰属したい、大好きなコミュニティのメンバーでいるためにはお金が必要だったり、私の場合農村巡りがしたいだとか、彼らをサポートしたいといった想いがあって、そういうことの実現のために使うのがお金だと思います。「お金を使って良くする」「良くするためのお金の使い方をする」という考え方が大事だと思っています。

お互いに報い合う経済
 都会での生活では全てお金を出さないと手に入れられないような状況があると思うんですけど、農山村では物々交換とか、情報との交換(記事書いてくれたからおいしいものプレゼント、等)というのが現存していて、温かいですよね。お互いに報い合う仕組みがそこにはある。そんな経済が理想ですね。

ローカルな経済
 サスティナブルな町ランキング第一位のポートランド(コロラド州)に行った時に、「ローカルな経済」の重要性に気がつきました。今までは、大きな企業にいたので地域経済には無関心だったんですけども。だから気づかなかったんですが、日本の一次産業をベースにした、地域にお金の落ちる経済の仕組みの必要性を感じましたね。経済的自立、精神的自立、食料とエネルギーの自立が必要だと思います。

企業だからできること
企業の中にいるからこそ出来ることもたくさんあります。例えば大きな鉄道会社なら、地域活性化を「事業」として展開することができます。それは、大きな会社だから出来る。大きくて社会的信頼のある会社には、影響力と資金力をバックボーンに「仕組み作り」が出来るんです。
中小企業も、ロハスな価値観の企業が商品作りをしています。大きな会社では、リスクの大きさから踏み出せないものもたくさんあるので、そういう意味では、小さいところから始めるのはすごく良いことだと思っています。

ロハスな企業にやってほしい5つのルール
①経営者がロハスの価値観を持つこと。
②ミッション経営(環境配慮に関するビジョンを持つなど。数値目標を持つ)
③オリジナリティー(品質やデザイン性に基準を持つ)
④ステークホルダー(共感や信頼関係)
⑤収益性、社会性、透明性
 
 

冊子後半

 投稿者:仁美  投稿日:2010年 1月24日(日)01時42分30秒
返信・引用
  岩切(いわきり)準(じゅん)さん  -絆を育む生き方-

NPO法人・夢職人の代表理事。
子どもたちが地域の中で心身ともに豊かに育つことのできる社会を目指し、東京都の下町・江東区を中心に多彩な社会教育活動を行う。(地域子ども体験活動クラブ、キャリア教育、学習支援、冒険遊び場、他団体・行政機関のプロジェクトサポートなど)
現在、国籍や世代を超えた幅広いバックグランドをもつメンバーと共に地域における教育活動の実践に取り組んでいる。

***
1982年、東京都三鷹市生まれ。下町の江東区に育つ。
高校在学中に地域で子ども達にかかわるボランティア活動に参加。
卒業後、就職。オフィス内装等の仕事を経験する。
社会を見つめる中で心理学を学びたいと強く感じるようになり、東洋大学へ進学。
大学院に進学し社会心理学で博士課程修了。
(東洋大学大学院NEC社会起業塾第6期も修了。)
平成16年、大学在学中に任意団体夢職人を創設。平成20年にNPO法人化、現在に至る。

目指すは「心身ともにゆたかな成長が保障される社会」
これから社会が継続していくためには次世代が心身ともにゆたかに成長していけるようにすることが必須だと思います。現在は自殺者が年に3万人いて、見えない戦争の最中にいるも同然です。3人に1人は「I feel lonely」、高校生の10人中8人は「疲れている」。リストカットに鬱病、本当にこの国はゆたかなだと言えるのか。
重要なのは、誰もがもれることなくつながりの中で大切にされる環境だと思っています。自分自身の経験から言えるのは、地域は多様性に富んだ深い受け皿だということですね。

「自分が大切にされるコミュニティで育つことが自制心を育む」
自由経済下で個々の利益バランスを調整するものをA.スミスは「神の見えざる手」という言葉で表現しましたが、そのような戒律・モラル、つまり自制心を養うような仕組みが現代日本にはない。「他国」では宗教がその役割を担っているのだと思いますが、日本ではそれも難しい。しかし、大切にされる環境に育てば子どもは「この場にいたい、嫌われたくない」という思いから、自ら自制心を養っていくんですよね。孤独が人の凶暴性を引き出してしまうことも、大学院での研究で分かっています。
「ベルトコンベアをぶっ壊す」仕事
カウンセラーのクリニックとかに行くと、ベルトコンベアのように次から次へと運ばれてくるんですよ。予約は先までいっぱい。このような対症療法だけを続けてもやっぱり解決されない。誰がこのベルトコンベアをぶっ壊さなきゃいけないのかっていう話で、毎日毎日すごい人数をカウンセリングしている先生達もすごく疲れていたりっていうことを考えていくと、専門的な支援とは別に誰かが「予防」するべきなんですよね。しかし「予防」は効果が見えづらく、行政には手を出しづらい分野なんです。誰かがやらないと。1人でできるとは思ってません。が、1人1人が自分にできることを考えて、小さくても、ひとつひとつやっていくことが大事だと思っています。

仕事ではなく志事。リスク・苦労・大変さは度外視。合理的判断ではなく使命感。
使命感がふってくる。自分は身近に苦しんでいる人がいて、社会で言われている問題の近くにいられたんです。たとえば生まれ育った下町には中小企業がたくさんあって、学校帰りに近所の工場のおじさんに「今日はどうだったんだ」とか声かけてもらっていた。ところがある日突然その工場が閉鎖になったり、昨日まで一緒に遊んでいた友達が急にクラスからいなくなったり、そういうのを幼い頃から見てきた。大学時代も、自分が動けば救えるかもしれない子どもが常に目の前にいたんです。

まず飛び込む。自分の目で見に行く。
世の中の情報には嘘・間違いがあるんですよ。偉い著名な人が考えたりしたことが一般論として語られてしまう。だからある意味疑い深くなって、まず自分の目で見に行った方がいい。海外に行ってみるでもいいし、自分が興味ある分野にとびこんで、実際に自分の目で確認しに行く。
たとえば世間では「先生達は全然駄目な奴ばっかり」という伝えられ方をしているけど、実際に学校に入るとそんなことはない。圧倒的大多数は頑張ってるんですよ。それなら、批判するより応援した方が絶対にいいわけです。嘘の情報を前提に考えていても効果ある策は何も生まれない。目の前の真実に気づくことが、高いモチベーションを生むんだと思っています。

直接的に人や社会は変えられない。でも、自分のことは変えられる。
いきなり社会を変えようだとか、他人を変えようとかっていうのは実際無理なんですけど、「自分自身を変える力」っていうのは皆平等にあるんですよ。各自が自分を変えていく。それで、自分を変える人が集まると、社会が大きく変わる。自分がどれだけ変われるかだし、変わらなきゃいけないと思っている人達がどれくらい集まるかが勝負だと思います。


<岩切さんの経済観>
「金融資本から関係資本へ」
少子化もあり、金融資本を目的にしてひたすらGDPを追うのはもう無理があると思います。経済は「経国済民」という言葉からきていて、本来人を幸せにするためにあるもの。そう考えると、人と人とのつながりや人と社会とのつながりを価値とする「関係資本」にどんどん移行していくのでは。もともとは金融資本は関係資本の上にあるはずだった。でもだんだんとつながりをおろそかにしてしまってきた。それで誰が幸せになれたのかっていう話で。改めて関係資本の上に据えるべき。関係資本に対してお金を出す人は今後増えていくと思う。幸せになるための「手段」としてのお金へ。

お金は酸素のようなもの
生きていくには必ず必要なんです。たくさん活動する人にはたくさん必要っていうのも酸素と一緒。でも、酸素を吸うことを目的に生きている人はいませんよね。つまりお金っていうのは「手段」であり、目的は別にあるはずなんです。そこが転倒してはいけない。
事業を継続していくためには収益が必要です。が、事業の目的は事業を継続していくことではなく、別のところにある。

きちんと収益を上げることも重要
「夢職人」は、毎年収益を拡大しています。こういう活動こそ、善意に頼りきりではいけないんです。収益もないと事業として継続させていくことは難しい。そして、継続できなければ本来の目的である問題解決も達成できない。それでは意味がないんです。
課題にこだわったビジネスが、本当に「ビジネス」として成り立つ枠組みのモデルを作りたい。そうすれば補助金や助成金など国に依存せずに済む。課題も多様化していっていて、行政に頼っていては対応できない課題もこれからもっと増えていきます。現在多くの団体が助成金に頼らなければ活動できていない。この状態はまずいと思っています。
NPOは構造が複雑なんですよ。まず「お客さん」がいません。株主に収益を返す仕組みでもない。出資者と受益者が別々なんです。さらにそこにたくさんのボランティアスタッフが入ってきます。この分かりやすくない構造を、きちんと「見えるようにする」ことが大事。いかに分かりやすく、さらに詳細な部分まで隈なく「見せて」いくか、という可視化の工夫が必要なんです。寄付も、たとえ1円でも公開するべき。

小さく、こまわりがきく経済へ
経済はマスすぎて、ものを見えにくくする。これからの経済は、今の中央集権から、「小さくこまわりがきく」ものへとシフトしていくと思います。つまり、地域経済が主になっていくと思う。「地域が幸せになっていくための経済」ということですね。そう考えると、「地域通貨」とか面白い取り組みだと思いますね。
大和田(おおわだ)順子(じゅんこ)さん  -企業から変える生き方-

ロハスビジネスアライアンス代表。

日本に初めてロハスを紹介したと言われている。
東急百貨店、東急総合研究所、ザ・ボディーショップ、イースクエア等を経て、2006年4月に独立。「人と地球と地域の健康を考え、持続可能な社会を志向するライフスタイル・LOHAS(ロハス)」を日本で広め、定着するよう努めることをライフミッションと考えて、講演や研修、執筆やコンサル


ティングに奔走中。
東急総合研究所時代には、「百貨店人のためのエコロジーハンドブック」を作成。業界初の試みとして、注目を集める。
ボディーショップ時代には、コミュニケーション部長として、企業価値を高めるための企画運営などに携わった。


LOHASビジネスプロデューサー
 それまでの自分の人生を振り返ると、常に、ロハス的なものに関わってきた。それで、「人と地球と地域の健康を考え、持続可能な社会を志向するライフスタイル・LOHAS(ロハス)」を日本で広め、定着するよう努めることをライフミッションと考えた。
 2006年にロハスビジネスアライアンスを立ち上げた。今までの仕事の中で出来た、沢山の企業との関わりを生かして、ロハスに関わる企業に呼び掛け、参加してもらっている。肩書きは、LOHASビジネスプロデューサー。今は中小企業を中心につながりを作っている。

「you can make a difference」
 ボディーショップの創始者アニータ=ロディックの言葉。私にとっても大切な言葉になった。あなたが変わって、企業や消費者が変わって、世界が変えられるということを会社で学んだ。また、収益性と社会性が両輪であることも学んだことの一つ。

ロハスとの出会い
 2001年当時に所属していた会社の外国人の社員さんから、ロハスについて聞いた。そして、ロハスに関わる企業が集まって行う会議があると聞いて、どうしても行きたかった。エコノミーとエコロジーの両立について興味があった。また人の健康と環境がどう関わるのか聞きたかった。実際に会議に行った後で、その関係がよく分かった。それで、帰国した後に日経新聞に記事にしてもらった。それがLOHASを日本で初めて紹介したものだと言われている。

地域活性化への興味
 現在興味を持っているのは、地域活性化に関すること。講演で、農山村に行くことが多く、知り合いが沢山できた。日本は先進国で一番食料自給率が低い。その一方で、地方には耕作放棄地が沢山ある。では、それを耕せば、自給率は上がるかもしれない。なので、マイブームは、耕作放棄地を開墾して、農地に戻す活動。みなさん一緒に土に触れに行きましょう。

<大和田さんの経済観>
お金とライフスタイルの実現
お金とは、自分がイメージするライフスタイルを実現させるもの。お金を使って、自分が共感する相手のサポートも出来る。自分の価値観にお金を使って投票する感覚。何に価値があると考えるか、という部分を変えれば、お金の使い方は変わってくる。お金は人によって、良くも悪くも使えるから、意味のある使い方を。

ローカルな経済
 サスティナブルな町ランキング第一位のポートランド(コロラド州)に行った時に、「ローカルな経済」の重要性に気がついた。今までは、大きな企業にいたので気がつかなかったけれども、日本の一次産業をベースにした、地域にお金の落ちる経済の仕組みの必要性を感じた。経済的自立、精神的自立、食料とエネルギーの自立が必要。

企業にできること
企業だから出来ることが一杯ある。例えば大きな鉄道会社なら、地域活性化を事業の一つにしてほしい。農山村の駅は沢山ある。農村の魅力を気付いてほしいし、発信してほしい。それは、大きな会社だから出来る。大きな会社は、仕組み作りが出来る。
中小企業も、ロハスな価値観の企業が商品作りをしている。また、大きな会社では、最初何も出来ないと感じるもの。そういう意味で、小さいところから出発するのは良い。

ロハスな企業にやってほしい5つのルール
①経営者がロハスの価値観を持つこと。
②ミッション経営(環境配慮に関するビジョンを持つなど。数値目標を持つ)
③オリジナリティー(品質やデザイン性に基準を持つ)
④ステークホルダー(共感や信頼関係)  ⑤収益性、社会性、透明性
これからの経済の在り方

お金の捉え方
■お金を使うということは、自分の価値観にお金を使って投票する感覚。何に価値があると考えるか。(大和田さん)
■買い物は自分のことを表現する、自己表現の一つ。自分が、こういうもの買ってる、だから自分はこういう人ですよみたいな。(北澤さん)
■「もの買ってくる、自分買ってくる」って言葉があるんですが、買い物するってことは、自分を表すっていうことなんです。(岡本さん)
   常にお金の使い方に対して、自分自身を表現することと捉える。物を買う時に、どのような背景を持った商品か、よく考えてから買う。適正な価格をつけられた、いいものを大切に使う。


小さな経済/思いやりのある経済
■これからの経済は、今の中央集権から、「小さくこまわりがきく」ものへとシフトしていくと思います。「地域が幸せになっていくための経済」ということですね。これからは、人と人とのつながりや人と社会とのつながりを価値とする「関係資本」にどんどん移行していくのでは。もともとは金融資本は関係資本の上にあるはずだった。でもだんだんとつながりをおろそかにしてしまってきた。(岩切さん)
■「ローカルな経済」の必要性、地域にお金の落ちる経済の仕組みの必要性を感じた。経済的自立、精神的自立、食料とエネルギーの自立が必要。(大和田さん)
■これからは、小さな循環型社会といったようなものが必要となってくる。顔の見える関係の中で、社会が動くこと。(岡本さん)
■小さい経済を回していけば、そこそこ稼げるような。やっぱり経済的な自立が、精神的な自立ですからね。(北澤さん)
■エコアパートを作るときに、地域の工務店さんに相談しました。顔が見えて、いつでも相談できたほうがいい。(平田さん)
   今までのマス的な経済では、いつか精神的・物質的限界が訪れてしまう。生き続けられる循環を作るためには、もっとお互いの顔が見えるような、小さな経済が必要。
 

冊子を一度載せさせて

 投稿者:仁美  投稿日:2010年 1月24日(日)01時38分14秒
返信・引用
  岡本(おかもと)一道(かずみち)さん  ―人の足を踏みつけない生き方―


長野県小諸市在住の陶工家。早稲田大学商学部を卒業後、メーカーに就職するが、
2年で辞職。その後京都の陶工専修職業訓練校に入学し、修業を積んだ。1978年に小諸市にて独立、以後30年間職人として人生を歩んでいる。
人々が毎日の暮らしの中で焼き物を作る工人として、自らの仕事を陶工と呼ぶ。
大量生産の世の中に対し「手仕事のスピードで暮らそうよ」と自給自足的な暮らしを呼び掛ける。持続可能な社会を見据え、行政や学校を巻き込んだ環境都市の確立に向けた取り組みや、小学校へ環境教育の出張授業などに取り組んでいる。

焼き物をつくる職人、「陶工」の仕事
 焼き物やってますっていうと、「陶芸家ですか?」と聞かれることが多いんだけど、ぼくは芸術作品ではなくて人が日常で使うものをつくっている。こんな当たり前の仕事って逆にないんだよね。陶器を扱う工人という意味で、ぼくは自分の仕事を陶工と呼んでいる。焼き物は、農業と共に縄文の頃から続いてきた仕事だけど、今はものづくりが機会に追いやられてものづくりが特殊な仕事になってしまっている。例えば、大工さんが家を作っていたのが当たり前だった時代があった。今はハウスメーカーが家をつくるのが当たり前となっている。陶工は人が食に使う器をつくる仕事、器作りは顔の見える関係の中で成り立っている。かつてはそうだった。

小諸市で独立
どうして小諸だったのかと聞かれれば、ダーツの旅、と最近は答えている。どこでも良かったのかというと、そうかもしれない。どこでも生きていける気がしたね。陶工は人が食に使う仕事だとすれば、人が住んでいるところならどこでも成り立つと考えたかった。それと、小諸市は浅間山の裾野の南斜面の町なんだ。ぼくは都会の雑踏をさけてきたわけだから、坂の町は大きな開発はないだろうと、ここは割と冷静に考えた

嬉しかった話
20年使ってた急須が割れちゃったのよ!と電話がかかってきて、まだ今でもあるかしらっていうんで、待ってましたとばかりに、当時と同じもの今でも作ってますよと伝えたら大変喜んでくれて。今どちらかというと、20年前以上も発つと同じものを変えることのほうが珍しい時代。それに、今まで20年も使ってきていい加減飽きてるから新しいものが欲しいと思うようなものだけど、また同じものが欲しいと言ってくれるお客さんがいたことは嬉しかったですね。
買ってくれた人から電話がかかってきた。大事に使っていた急須が割れてしまったとの連絡。今度はいい加減新しいものと普通は思うじゃない、でもまたあれと同じものが欲しいと言われて、ここぞとはばかりに「まだありますよ」と言うと、大変喜んでくださった。

使い捨ての時代に疑問~いいものづくりとは~
ぼくが勤めたのは精密機械を作る会社で、律儀なものづくり、いいもの作りを理念に掲げている会社だ。人によって「いいもの」に対する基準って違うからむずかしいことばだけども、精密機械でいうと「いいもの」とは、性能がいい、丈夫で、長持ちする、単純にこれらのことばが浮かんでくる。
丈夫なものをつくるために、出来上がった新製品を8階建ての会社の屋上から投げてみて、壊れるか壊れないか試していたという話を聞いたことがある。ぼくが入社したときには、それはすでに一つのエピソードとして語られていた。実際に会社に入った頃はどんなものづくりをしていたかというと、会社の信用を落とさない程度に、飽きてもらうようにつくる、そんなものづくりでした。「そんなに性能が良くて丈夫で長持ちするもの作ったら、次買ってもらえないじゃない」か、と。
飽きてもらうようにつくるには、メカニズムを売りにしている商品にファッション性を取り入れることが都合が良い。自動車でみると非常に分かりやすいけども、四角い車が流行れば、今度は丸っこい車が流行りだす。つまり、目先を変えて、「あ、あの人の車四角いだから古いのに乗っているね」、と古い型に乗っていると、そろそろ買い替え時かなと考えてしまう。それが耐久消費財まで持ち込まれるようになって、無理やり新しいものを買わせる次代、使い捨ての時代と呼んでいるんですけれども、ぼくが会社に入った40年以上前、高度成長期が一段落してそういう時代にすでに突入していたんだと思う。
ぼくはいいものを作るためだったら、いいものを作るための努力を一生したいと思って選んだ会社でした。けれども、「なんだ、結局ごみになるのか」と思ったときに、ぼくはそんな仕事一生しなくてもいいなと思った。愛着を持って長く使ってもらう。目先を変えて新しいものを買ってもらうのに抵抗があるから、30年間モデルチェンジをしないものづくりをやってきている。

農業からわかること
人間にとって必ず必要なものとして、食料の生産があると思うんだけれど、一つの例として農業がある。自分は農業を主たる仕事にはできなかったけれども、自分が若い頃に農業の大切さに気付いたことだけは大事にしていきたいと思っている。ぼくはこの土地に来て、友達の田んぼを20年以上手伝っていて、一応自分の手をかけた米を食べるということをしている。
その中でわかることというのは、農業にとって何か成功と呼べるかというと、去年と同じように作物がとれたということ。ことばを変えれば、今年も無事に農作業が終わった、事がなく終わった、ということ。事がないというのは、天変地異や冷夏によってお米がとれないようなことはなくて、無事に今年も終えたことを意味する。それがきっと多分秋の収穫のお祭りになったり、感謝の気持ちにつながったりしていた。つまり、人間にとって一番重要な食糧生産、持続可能な経済活動というのは、決して右肩上がりではない。去年よりもたくさん取れなければ満足しないということではなくて、田んぼの面積が決まっていれば、去年と同じ収穫なんて当たり前なんだ。

<岡本さんの経済観>
問題は右肩上がりの仕組み
工業を中心とした社会の中では、右肩上がりの生産拡大が義身付けられている。
若い頃は資本主義そのものに問題があると思っていたので、このシステムをひっくり返そうと思っていた。ただ、資本主義が右肩上がりじゃないと成り立たないことに問題があったことに気がついた。資本主義に対して社会主義がカウンターであったという問題とは別に、右肩上がりの仕組みというのは、持続可能ではありえないということに、ようやく環境問題の方から社会全体が気付いてきた。持続可能ということばが出てきたときに、ようやく今のシステムが持続不可能なことに気がついたんだねという感じだった。
大量生産を続ける今の仕組みが、持続不可能だということに加えて、資源が枯渇するということが見えてきている。今後必然的に変わっていかざるを得ないというシナリオをみんなで素直に認めて、そこのシナリオに対してソフトランディングしていくということが重要だと思う。

「石油文明から太陽文明へ」
石油文明=収奪・差別・戦争
太陽文明=循環・平等・平和
食とエネルギーの自給を目指し、悪循環型社会からの脱却が急かされる。

「手仕事のスピードで暮らそうよ」
自然を素材にした筋肉労働の仕事は、去年と同じものづくりを無事に終える
繰り返しの中から、経験を積み重ねて少しずつ質を高めてゆく地道な仕事。
去年と同じ暮らしに感謝し、自給自足的な手仕事を中心とした暮らし・働き方を営む。

平田裕之(ひらたひろゆき)さん -自然から学ぶ生き方-

1973年生まれ。
「畑がついてるエコアパートをつくろう」というプロジェクトのプロデューサー。
2009年現在、地球環境パートナーシップ勤務。環境省と国連大学とNGOが一緒に作っている、持続可能な社会作りの中間支援組織である。


他にも、「足元から考える環境問題」をテーマに足立グリーンプロジェクトを立ち上げ、植物を活用したヒートアイランド対策や、野菜作りのプロセスを通じた環境学習を展開するなど、「遊びと学び」を融合させるプログラムを展開する。
 環境問題への関心を高めたのは、カリフォルニア州ハンボルト大学留学中、野外教育NPO・LEAPに激流下りガイドスタッフとして所属したこと、帰国後に巨樹と川と人のつながりを訪ねる日本縦断の旅をしたことがきっかけ。

「畑のついてるエコアパートをつくろう」プロジェクト
 平田さんのお父様が足立区に所有していた、築40年のアパートを新しくするにあたって、もう少し環境に配慮や地域作りに配慮したような建物にするべく出来上がったのが、「畑のついてるエコアパート」です。コミュニティーガーデンを運営するNPOに関わっていた平田さんがプロデューサーとなり、地域の工務店や環境専門設計士さんと共に作り上げました。
コミュニティーガーデンとは、野菜や花を育てることを通じて、地域のつながりを形成していく取り組みです。エコアパートにもその要素が詰め込まれています。住民は、玄関を出入りする度に自分たちの畑の前を通ります。畑は各々の家により個性・こだわりがあり、ほくそ笑んで世話をするみなさんの姿が見えるようです。「食べられる森」を目指したという共用スペースには、ハーブやブドウなどが植えられていました。畑を作るという共通の話題が、きっかけを生むのでしょうか、住人同士の交流が盛んで、立ち話をする彼らの姿を何度も見かけました。住み心地を聞くと、みなさん「良いですね」とにこやかに答えます。
また、地球環境に配慮した設計上の工夫も多く見られます。屋根のひさしに工夫があったり、雨水タンクが設置されていたり。屋根にはソーラー電池の代わりに、より手軽な新システム「そよかぜ」が導入されています。
プロジェクトは2006-2007年に進み、経過はブログで公開されました。2008年、『畑がついてるエコアパートをつくろう』として本も出版されました。

川下り
大学生の頃、基本的に人の言うことなんて聞かなかった。でも、人の批判はするけれども、ではあなたはどうするの?と言われると、何も出来ないし、社会も知らない。そのモヤモヤをどこにぶつけるか、というのが、僕の場合はたまたまアウトドアだった。それで、アメリカに留学して、野外教育学ということで川下りのガイドをした。
 川下りからは多くを学んだ。川に落ちて、「死にたくない。生きたい。」と思った。その時には、川に逆らったら生きられないし、人間のルールとは別の、時に残酷な自然のルールがあることが分かった。他にも、ボートと岩との距離の取り方なんかは、人間関係の距離の取り方に通じている。僕が話すようなことは、全部この川下りの体験から来ている。

日本縦断の旅
本当は移住したかったけど、日本に帰って来て、インテリアメーカーの貿易会社に勤めた。でもすぐ辞めてしまった。予想以上に、自分がつかみかけていたものがつかみきれていない感覚があった。会社が嫌で辞めた時に、自分は「何かがあると逃げるのだろうな」と思った。自分のいる環境が嫌なら、「自分で決めたことなら自分で出来るのか」を試してみたくなった。
それで、誰も出来ない事をやってやろうと思って、日本中の川の近くにある巨樹をスケッチする日本縦断の旅に出た。基本的に歩きかヒッチハイクで、2年かかった。木のスケッチに出たのは、川下りをした時に、川と山の木の関係に気がついたことや、アメリカ人から日本の川のことを聞かれて、何も知らないことに気がついたから。アメリカの川ばかりに目を向けて、身近な日本の川に目を向けていなかった。
 その旅は、常に不安と戦うものだった。安全も確保されていないし、そこには何の価値もないし、人に評価もされない。それでも、自分がやると決めたことをやり遂げたかった。その旅の後で、達成感というか、自分の中のモヤモヤにやっと折り合いがついた。

人との出会い
 ヒッチハイクとかしていると、何で旅をしているのかという話になる。それで、25歳にして、人に説教されたりする。
 また、川の源流にあるヌシのような木を訪ねて行くと、そこには必ず、自然を守っている人に出会う。木が切られずに残っているのは、それを守り続けてきた人の生活があるから。

環境問題との出会い
 風や水の循環が、木を育てる。その循環を切ると、木は育たない。そういう循環を守ることに、自分の生涯を費やしたいと思った。
 「持続可能な社会」というような言葉は、後から出てきた。僕の場合は、まず経験ありきで、循環とか、自然を守る人の生活とか、持続性が必要なものを見てきて、その後で言葉に出会った。もともと持続可能な社会が理想だと考えていたわけではない。

今あるものの豊かさに目を向けること
足りないとか、もっともっと、という気持ちばかりではいけない。今あるものの豊かさや恵まれた自分を見ることの方が大切。「おいしいものを食べたい」ではなく「いかに美味しく食べるか」が重要。結局そういう心の在り方が大切。

自分は無力ではない。非力なだけだ。
やっぱりみなさんと同じように、社会に対しておかしいなという気持ちがあった。一番苦しいのは、自分の中に何もないと思うこと。今思えば、それは間違いだった。僕は、無力ではない。非力なだけだ。いきなり社会を変えられるとか、弱者すべてを救えるとは思っていない。でも、自分に出来ることをやり“続けて”いくことが大切だと思う。
自分の中に価値がないと思うこと自体が慢心で、自分は何でもできると過大評価する必要はないけど、価値がないと過小評価する必要もない。自分は自然の中にある一つの生命として、繋がりの中に生きているという事実があるのみである。その繋がりの中に、力はある。

<平田さんの経済観>
お金の使い方を見直す
作り手は、userのことを考えて作るべき。より安く、より便利にという流れがあるけれども、それだけでは人々は満足感を得られていない。物欲が全てを満たすことはない。時間的に、精神的に、豊かさを持った生活を出来るものを作るべき。またuserもそういうものにお金を払うべきだよね。
もちろん安ければ嬉しい。けれどもフェアではない形で自分が受ける恩恵はよいのだろうか?と思う。良いものをきちんとした値段で買い、愛着を持って長く使いたい。

本当のことを知りたいと思う思考の癖
「~」と言われているけれども、本当はどうなんだろうと考え、実際どうかを追いかけてみることが全ての根幹だと思う。知識の末端だけをうのみにしても、正しいことを見極められない。例えば、エコだと言われている商品が、本当にエコなのかとか、商品を選ぶ時にも、本当にフェアな商品なのかを自分で追ってみることが大切。
知識が入ってくれば、あとは当たり前の判断・行動をとっていくだけ。

エコアパートと経済
エコアパートで社会に与えたい影響について。都会の日々の生活にちょっとしたゆとりを入れたい時、賃貸では難しいという現実がある。アパートビジネスはなるべく安く作るもの。でも単なるビジネスではなく、そこに人の生活があるとすると、お金という対価は下がったとしても、人と人のビジネスを通じた関係性の中で共有できるもの(コミュニティー)があるのではないだろうか。自分たちが住みたいと思うような場所を作り手が作り、住むことを満足してもらいながら経済が回っていくラインがあるのではないか。具体的な形で、行動でもって、その違うラインを見せたかった。エコアパはそういう一種の社会実験である。





北澤肯(きたざわこう)さん ―誰もやったことのないことをやる生き方―
1971年生まれ。
自称「ソーシャル・クリエーター」。大
学時代は教師になろうとし、卒業後、
アメリカに留学する。HIVセンター、Food Bankなどでボランティアを経験。
帰国後、社会と英語の教員免許を取得。教師になる前に、途上国で仕事をしたいと考え、2000年よりカンボジアでのNPO活動に参加、保健プロジェクトに関わる。

帰国後に「フェアトレード」を知り、国際認証機関に勤める。2006年に1人で「フェアトレードリソースセンター」を立ち上げ、代表を務める。同年、LLCグリーンソースを設立し、自転車を使ったイベントや広告をつけた自転車「アド・バイク」を手掛ける。
現在は「フェアトレード」を広げる活動のほか、自転車を使ったイベントや、自転車の普及のための活動など、様々な活動に取り組んでいる。

フェアトレードと自転車
 僕は今フリーでですね、フェアトレードと自転車の普及という二つのことをテーマに、いろんな活動をしています。
 で、フェアトレードと自転車っていうのは、全然違うように見えるんですけども、実はすごく似てるアプローチで、今すぐできることですね、フェアトレードの製品買うとか、自転車乗るっていうのはすぐできること、ですごくまぁ世界的な、エネルギー問題とか交通問題とか、貧困の問題とか交易の問題とか、ものすごく大きな問題に、すごく身近なところから、関わっていけるっていう2つのテーマで、僕はそういうところにひかれて、こういう活動をしています。

富のかたより
途上国と先進国がすごくいろんな形でつながってるけれども、同じ時代、同じ地球に生きてながらあまりにも、富の偏りがあるなというのは、知れば誰でもおかしいなぁと思うんじゃないかと思いますよね。ほんとちょっとしたお金で、死ななくていい子どもがね、毎日毎日ただ死んでしまっているというと、やっぱり子どもを持ってたりすると、やっぱり理不尽さというのをすごく感じますよね。

余裕がない
 一度、あるテレビ局の方とフェアトレードの番組を作って、色々話したんですけど、そのプロデューサーの人はものすごく忙しいんですね。それこそ11時とか12まで働いてると、自分の食べるものや着るものが、誰が作って、その人たちがどんな生活してようが、そんなことはどうでもよくなる。でもたぶんそれはみんな一緒で、僕も毎日12時まで働いてたらそうなっちゃうと思うんですよ。だからすごく労働時間とか働きすぎって、僕は日本の社会性を阻止させてる所で、日本でNGOの活動とか、ソーシャルコミュニティーサービスとかがあんまり進んでないのは、そういう働き過ぎっていうのがあるんじゃないかなってその時思いました。

弱者に厳しい社会は貧しい
 日本って、会社に入んないと社会人って言われないんですよ。それって実はすごくおかしくて、社会にいる、誰でも社会人なんですよね。子どもも社会人だし、老人も社会人だし、僕みたいな会社入ってない人も社会人だし。でも日本だとなぜかね、卒業して会社入った人だけが社会人みたいな。そうするとそういう人たちだけにスポットライトが当たって、政治も経済もそこが中心になっちゃう。でもそういう人たちだけが社会を動かしてんじゃなくて、それぞれの人が社会を構成してるんだっていう意識というかね、そういう考えが日本には必要なんじゃないかって思うことがありますよね。やっぱり弱者に厳しい社会っていうのは、すごい貧しいですよね。

好きなことで食べていく
僕の場合はすごくわがままなので、自分の好きなことしかやらないですね。自分が面白いことしか、仕事であってもなかなかできないという。あと、少しでも誰かの役に立ちたいっていう。やっぱり自分としてはそれが一番かっこいいと思うので、どれだけ役に立つとか全然分かんないですが、それで自分の一番やりたいことで、なんとか自分でそこそこ食べれれば、いちばんいいかなぁと思いますね。

注目してもらうために
共感を持つことですね、やっぱり独りよがりではだめですよね、やっぱインパクトがないと、ワクワクしないので。それは内容もそうだし、出し方も、やっぱり共感持ってもらえるように、とか考えますね。あとは新しいこと。新しいことのほうが比較的注目を浴びやすいし、だからと言ってそればっかり追いかけて薄っぺらではだめなんですけど、新しいことってまだ誰もやったことがないっていうのがあるので。その分チャレンジだったり難しいこともあったりするんだけど、やりがいはありますよね。

ポテンシャルが発揮される社会が理想
理想の社会っていうかこうなったらいいなあっていうのは、みんなすごい可能性、ポテ
ンシャルを持ってるわけですから、それが発揮されるような、環境が整った社会がいいで
すね。みんなのそれぞれいいとこが活きた社会が、みんなにとって一番利益が大きいわけ
じゃないですか。それが何か足を引っ張り合ったりとか、それぞれせっかく持ってるいい
ところが発揮できない社会っていうのはみんなにとって不幸ですよね。

<北澤さんの経済観>
生きることが、お金を払うことみたいになってる
特にフリーになるとそうなんですけど、あらゆることにお金がかかるんですよね。請求書がものすごい毎月毎月たくさんくると、さすがになんかおかしいなと。生きていることイコール、お金を払うことみたいになっちゃってて。手でなんか書くにも、歯を磨くにも、お金がかかる。さすがにちょっと疲れますよね。だからお金がなかったら、こんな近代的な社会なのに身寄りがなかったら、生きられないんですよね。

買い物は自己表現
買い物っていうのは自分を表すものの一つだったりするじゃないですか。自分が、こういうもの買ってる、だから自分はこういう人ですよみたいな。すごい小さい、自己表現だったりするので。僕は100円ショップとか絶対行かないんです。僕は安くたくさん買えるっていうのはあんまりいいことだとは思ってなくて、そうすると物を大事にしなくなっちゃうんですよね。何でもかんでも高ければいいってことはないと思うんですけど、僕はある程度高いものを買って大事に使うっていうようなことが、いいと思いますね。

どうやって食べていくか
こういう社会的な活動をフリーでするっていうのは、どうやって経済的に食べるかっていうのがあるんですが、僕はフリーになって3年経つんですが、なんとか子どもも2人いながら、やってきてますね。まぁ自分の想いが収入に結び付くようなモデルを作ってね、自分でやってくのが一番いいと思いますよね。僕なんていろんな活動してるんですが、それぞれが収入に結び付くものも結びつかないものもあるんですが、僕としては収入を生むものだけが面白いんじゃなくて、生まなくても面白ければそれはやりたいですよね。

小さい経済を回す仕組みを
僕の友達なんかでエコ居酒屋みたいなのをやってて、オーガニックな酒とか料理とか出してて、集まってくる人も、NGOとかエコな人とかで、その店長はすぐ繋いじゃうのね。そこから新しい運動とか、新しいビジネスみたいなものが発生したり、そういう小さい経済を回していけば、そこそこ稼げるような。やっぱり経済的な自立が、精神的な自立ですからね。財布握られてたら精神的にも自立できないですからね。でもそういう小さいビジネスを起こすのはやっぱりお金が要りますから、そういうビジネスを支えるような、そういうNPOバンクみたいなそういう仕組みが色々できてくるといんじゃないかなと思います。
岩切(いわきり)準(じゅん)さん  -絆を育む生き方-

NPO法人・夢職人の代表理事。
子どもたちが地域の中で心身ともに豊かに育つことのできる社会を目指し、東京都の下町・江東区を中心に多彩な社会教育活動を行う。(地域子ども体験活動クラブ、キャリア教育、学習支援、冒険遊び場、他団体・行政機関のプロジェクトサポートなど)
現在、国籍や世代を超えた幅広いバックグランドをもつメンバーと共に地域における教育活動の実践に取り組んでいる。

***
1982年、東京都三鷹市生まれ。下町の江東区に育つ。
高校在学中に地域で子ども達にかかわるボランティア活動に参加。
卒業後、就職。オフィス内装等の仕事を経験する。
社会を見つめる中で心理学を学びたいと強く感じるようになり、東洋大学へ進学。
大学院に進学し社会心理学で博士課程修了。
(東洋大学大学院NEC社会起業塾第6期も修了。)
平成16年、大学在学中に任意団体夢職人を創設。平成20年にNPO法人化、現在に至る。

目指すは「心身ともにゆたかな成長が保障される社会」
これから社会が継続していくためには次世代が心身ともにゆたかに成長していけるようにする
 

んーっ

 投稿者:かおり  投稿日:2009年12月12日(土)02時06分30秒
返信・引用
  DVD取り込み失敗・・・

超編ソフトにDVD映像取り込めない!
ひーっ問題続出しそうでこわひー!!
 

発表スケジュール

 投稿者:かおり  投稿日:2009年12月12日(土)01時51分20秒
返信・引用
  ◇発表までのスケジュール
16水 11時mtg HW:各担当者切り貼り持ち寄り
   ※北澤さん・岡本さん・大和田さん(!)PC編集→完成
17木 11時mtg
   ※夜:山ゼミ卒論打ち上げ
18金  2限→mtg
19土 11時mtg HW:各担当冊子作成
   ※冊子・レジュメ完成→18時までに提出 & 教材完成!!
20日 檜原村合宿
   ※プロジェクターその他機材前準備
21月 最終発表!
   ※ひとみちゃん、のぶ朝到着

◇映像の流れ(例)
・名前
・「テーマ」
・自己紹介
・現在の仕事
・そこからの行動
・価値観
・軸
・経済
※5人合わせた持続可能な経済像を提示
※はじめに、おわりに
 

へるぷみー

 投稿者:ヒトミ@パニック  投稿日:2009年12月10日(木)23時42分17秒
返信・引用
  上野氏にもらったソフトをダウンロードしようとしたが失敗。。↓↓
あぁあぁ~~(m´Д`)m

助けてぇ~…
 

岡本さんプロット&冊子案

 投稿者:かおり  投稿日:2009年12月 4日(金)01時16分33秒
返信・引用
  GMAILに送りました。  

岡林信康

 投稿者:かおり  投稿日:2009年12月 4日(金)00時43分57秒
返信・引用
  ♪「山谷ブルース」

「今日の仕事は辛かった~、あーとは~焼酎を煽るだけ~~」
・・・切ない!!

http://www.youtube.com/watch?v=x7Bg_ewnFag

◇岡本さんの仕事観「楽しく働く」
自分の人生辛かったなんて思いたくない
楽しく働ける仕事!

労働時間の短縮と賃金上げることを要求する
自分のしてる仕事が社会の役にたっている実感がもてないことが
おかしいんでしょ
何が譲れないかって、自分のやっていることが確実に社会の役に立っている
そのことで得たお金で、家族を養っていること
 

第4回発表レジュメ完成!

 投稿者:かおり  投稿日:2009年11月26日(木)02時13分39秒
返信・引用
  GMAILに添付してあります。

木曜12時までに、誰か可能な人チェックお願いしますー!
 

理想の社会と経済の関係

 投稿者:かおり  投稿日:2009年11月16日(月)00時39分10秒
返信・引用
  MSNのニュースでタイムリーな記事見つけました◎

連体経済とは、国際問題評論家・北沢洋子氏によれば
「利潤ではなく人間の連帯のために営まれる、多様な草の根の経済活動」
例)労働者・農民・消費者などの協同組合、コミュニティ自助組織、地域通貨、共済組合、NGO、NPO、フェア・トレード、など。
つまり、地域など「顔の見えるコミュニティ」で行われる、相互扶助的に皆が何らかの恩恵を受けられる経済活動であれば、「連帯経済」であると

この定義で考えると、北澤さん、平田さん、岩切さん、岡本さんの活動も、
全て「連帯経済」であると言えるよね!
理想の社会と経済の絡め方が少しクリアになりそう↑↑
 

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